2日目。ロード上級123km 8時スタート Jmzさん、O山くん、Mケン ファイト!

中級104kmは9:40スタート
チームメイトとラスト4kmのコース試走
やっぱり、ここが(斜度4%1km)勝負の分かれどころだろうと。ちょっと体が重く感じる。
中級コースは52km、平均斜度6%の2.5km、2.8kmの山岳区間が2か所あるコースを2周するレイアウト。
雨。レインジェルを脚に塗り、アームウォーマーを装着。
スタート前にTT着順に名前をコールされる。初めてのことでどんな感じでいれば良いかわからず、固くペコリ。
ノリが悪いと思われたろうか。

スタート1kmは20km/hのパレードラン。
前方には先導車がいて、サンルーフから係員がスタートの合図をだす。
赤い丸札を持っていて、くるっと返すと青に変わる
アクチュアルスタート!
しばらくは先頭固定でTT2位の方と並走。談笑しながら脚ならし。先は長い。
青森のS内さん、新調した僕たちと同じチームジャージで参戦。
スルスルと上がってきて、声を掛けてくれた。
「このあと、千切れると思うので、今のうちに声援を… 頑張ってください」と。
なにか熱いものがこみ上げてきた。S内さんの分も最後まであきらめず、ゴールを切ると誓った。
最初の山岳では、いい感じに脚が回ってくれた。
先頭との距離を見ながら、なるべく自分のペースで淡々と。
キツイ斜度を超えたところから、ほぐすつもりでアウターに入れてダンシングをしかけたら、チェーン落ち!
あっという間に第2集団が通過していく。
いつもだとスッとはめられるんだけど、焦っていたのか、なかなかはまらず。
直接チェーンを手でリングにはめて、必死にダンシング。
なんとか下りで先頭のおしりに追い付く。
徐々に番手を上げて2つ目の山岳前くらいだろうか、先頭集団のMとしと合流。
2つ目の山岳が終わって、ゴールまでの雰囲気を探ってみる。
向かい風が強い。
2、3人でゴールに向かうのはキビシいと感じた。
2周目へ

集団はまだ3、40人くらい。
が、3回目の上り終わりでどうやら20人くらいに絞られたらしい by Mとし後日談
このへんから基本、先頭5番手くらいをキープ。
落車回避というよりは、集団をなるべく小さくしたかったのと気持ちの面で消極的に行きたくなかったから。
(下がる=消極的 ではないんですよね、その辺がまだまだですね)
ちょっとした上りでペースを上げたら、白髪のライダーが声をかけてきて
「○○さん、このプロトンでは一番フィジカルがありますね。逃げますか?」と。
「逃げは厳しいけど、集団を小さくできればと…」
名前を呼ばれた驚きと、うれしいことを言われ、ちょっとおのぼりに。
そんなことを言われた直後ということもあり、
この方が「ちょっと脚が…」ってすぐに先頭交代をパスしたもんだから、
後ろに下がらずまた牽いてしまうとか。
ローテするタイミングが早いと挑発するライダーもいたり。(そのライダーは数秒だけ牽いてたけど)
その時はわからなかったけど、確実にマークされていて、仕掛けられていたということ。
最後の山岳区間は4番手くらいで上りきり、
下りで2人抜き、その勢いのまま2番手で平坦区間へ。
ここで10くらいの小集団に絞れた。ただ、残念なことにMとしの姿はなく。
集団が小さくなり、このままの集団で行こうとローテが活気づく。
でも、やっぱりサボるライダーも出てきて、先頭へ出る前に後ろへ下がるライダーも入れば、
先頭に出ても温存するライダーもいるので、なかなかペースが上がらず。
結局、後ろから4名のライダーが合流。でも、嬉しいことにMとしの姿が。
後で聞いたら、Mとしともう1人のライダーで回して来たらしい。
勝負どころのラスト4km地点。(最初の1kmは4%の緩斜面)
ボクが1番手で入り、すぐにMとしが前に。ここまではシミュレーション通り。
このあとイケルかMとしとコンタクト。さっき、追いつくために脚を使って、ムリと。
で、6名のライダーが抜け出す。
すかさず追走。
先頭をキープしたまま(緩斜面)残り200mほど、右から外国人ライダー(Jナサンの友人って言ってた)がアタック。
ここだと思い、そのアタックに付いて行く。
緩斜面が終わり、一緒に下って逃げようとするも、最初のコーナーで捕まる。
諦めて、牽制気味に最終コーナーへ。やはり小集団のスプリント勝負。
目の前に体格のいいライダーがいたので、その後ろにつく。

ゴールまで残り300mをきったところで、前3人のライダーがスプリント開始。
自分は脚が一杯一杯で、平地のスプリントでうまくいくイメージが湧かない。
そのままの姿勢でじわーと上げていくイメージだが、実際はキープするので精一杯。

3着はムリと分かり、せめて目の前のライダーを抜こうと並び、エイっ!と自転車を投げ出した。
4位 3:00:09 1位、2位とは2秒差。
ロードレース、クリテリウムのレースでは、
1、2、3位はボーナスタイムがあり、それぞれ−5秒、−3秒、−1秒が与えられる。
この時点でボクは暫定で総合1位、2位とは8.77秒差と油断できない状態で明日のクリテを迎えることになった。
そして、総合2位の方はなんと途中話しかけてくれた白髪のライダーKさんと判明。
「ちょっと脚が…」なんて言っといて、あのスプリント、マジカ-。
色々と勉強になりました。
補給食はゼリー4つ。どら焼きは食べる余裕がなく、途中どっかに落としたらしい。
ボトルも最後の山岳を前に、移し替えようと2つ目のボトルを見たら、無くなっていた。
恐らく道路の凹みを通ったときに、衝撃で落としたと思う。
晴天だとヤバかったかも。ツイテルナ。
表彰式

上級ロード O山くん優勝 Jmzさん2位 おめでとうございます!
登録ライダー(◯◯県自転車連盟に加入)の先頭集団に、上級カテゴリーで最後まで残っていたのは、2名だけ。
力の差を見せつけた展開だったようです、サスガです。
翌日のクリテ会場、札幌へ。

ネオンがスゴイ。久しぶりの都会にキョロキョロ。